企画は大抵Skypeで「そろそろ何か作ろうぜ!」から始まります。
どんなのにするー? こういうのに萌えたいーとお喋りするうちに大まかな方向性が決まっていきます。
はじめに決めるのは、ジャンルとボリューム。
具体的には何をするゲームで、どんくらいで終わるものか、エンディングの数と攻略対象の人数あたり。
あとは大まかなスケジュール。
ここらがぼんやり出来てきた辺りでシステム担当が企画書を作っていきます(ノ´∀`*)
まず念頭にあったのは、小ボリュームであること。
当初の製作期間として1週間程度を想定し、15分〜30分ほどで周回出来るものを目指しました。
1周あたりを短くする分、EDを増やして遊んでもらうことを目標としていました。
その上で、短いのであれば暗いゲームが作れるのではないか、という話からコンセプトが出来てきました。
そのコンセプトを元に、どういうゲームにしようかという方向性を定めてキャッキャウフフ雑談交じりに練り込んでいきます。
この工程では、このゲームはどんなゲームで、どんな攻略対象が居て、どうやってクリアをするのかが決まります。
細かな作業を進めていく中で途中でブレそうになった時に戻ってくるところでもあります。
●企画発足(シナリオ班)
シナリオ班というか、Bcar個人としてやることは、なんでしょうね。
ひたすらネタ、案を出すことでしょうか。
採用されまいがされようが、とりあえず「こんなんどうよ?」と言います。
面白く無いだろ、と思っても言います。
例えば今回のDestroyの場合だと、『鬱なら脱出』の言い出しっぺは私のような気がします。
(というか、諸事情で私の脳が鬱制作モードだったのでメインテーマが鬱になったのですが。)
なら、以前から話が出ていた悪人がメインのゲームを作ろう! みたいな感じで固まった気がします。
ちなみにDestroyは一歩間違えるとバトルロワイアル風殺伐RPGになっていました。
それはそれで面白かった気もしますが。
ゲームのボリュームに関して常々話しているのは『とにかく小規模』。
作っている間にものすごくボリュームが増えたり、アレがしたくなったりコレがしたくなったりするからです。
事実、今回も何故かエンディングが10個以上あります。
不思議!
●企画発足(システム班)
発足時にシステム班(メンバー1人)がやることといえば、どんなゲームにするかを考えることです。
RPGにすることが多いですが、ジャンルも一応考えます。
大抵RPGで落ち着きます。
作業に入る前に必要なデータ類も皆に考えてもらいます。
RPGの場合は各キャラのスキルやパラの方向性、アイテム、モンスター。
デストローイの場合はギミックの内容とアイテム。
他の人に代わってもらえそうな作業は各自の仕事量を見ながら投げつけます。
(BGM・背景の選定、キャラチップの合成)
●企画発足(絵班)
キャラクターチップまだかなとそわそわうふふしながら待ってます。
絵班が考えることと言えば、画面サイズどれくらいかと、立ち絵表示サイズです。
あれ、殆ど何も考えてない。